2022年7月 園長コラム
“かけっこ”が楽しい・競争することが楽しい“
子ども達の「走る」行動は日常茶飯事、「走っちゃダメ!歩きなさい」とよく注意を受けています。集団生活で保育室やテラスで走っていたらぶつかり合って大怪我につながります。そこで、生活の場面と運動の場面を具体的経験から知らせていくことが必要です。
さて、ヨコミネの教育ですが、子ども達は毎日走ることから始まります。
[講師の先生の指導から]
走ることは脳の活性化、身体的欲求、エネルギーの放出・・・
まずは、園庭で無意識に走り回る子ども達、意味もなく走ることがひたすら楽しい。音楽をかけて学年単位で抜きつ抜かれつ走ります。子ども達には楽しい時間です。
年中・年長組は勝ち負けの競争を楽しみ「1番」になることを目標に持つようになります。走る活動で子ども達の欲求を満たし、充実感、自己満足感を持たせることは大切です。
10数えるまでがんばろうね! 年少組 腕の力が強くなりました。 |
早く芽が出るといいね! 年長組 枝豆の種を植えました。 |
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こんなに草が生えちゃった! 年長組 さつまいも畑の草をお友だちと抜きました。 |
ボールすくいゲーム 年長組 夏休みの最後の楽しみ、真剣にボールを追いかけました。 |
保育(子育て)の心「お手伝いから育つ異年齢のつながり」
登園すると園庭に出てほうきとちりとりを持つ年長組の子ども達は、落ち葉を集めながらお掃除当番を始めます。友達と「こっちを手伝って」「こっちも葉っぱがいっぱいだよ」と声を掛け合い、年中組の子ども達も加わって庭はきをしています。繰り返す活動の中でほうきの持ち方、ちりとりの使い方が上手になり、「ほうきの持ち方はね」と年中組にやさしくお掃除の仕方を教えている年長組です。「お友だちがきれいにお掃除をしてくれるから、お庭で元気いっぱい遊べるね」と話すと「先生、石ころも拾わないと転んだ時怪我をするよね」と言い、拾い始める年長・年中の子ども達です。年長組のお兄さん、お姉さんを見ながら生活や遊びを楽しむ子ども達の世界です。
◎絵本読み聞かせタイム(園長コーナー)
年少・ひよこ組は「紙芝居」を通して、言葉のひろがりを楽しんでいます。
年中組:「いやいやえん」のシリーズを楽しみに聞き入る子ども達です。
年長組:「いやいやえん」のくじらつりのお話の続きを楽しみに聞き、話の展開をイメージして聞けるようになりました。
7月のお話「ももたろう」