2023年11月 園長コラム
~こどもは真似をしたがる~
子どもは真似をすることが得意です。
ヨコミネの教育では、「できることを増やし、自信をつける」
集団生活のなかでは、友達の得意な活動をみると「やってみたい」という意欲がわいてきます。
「Aちゃんみたいに側転やってみたい」「Bちゃんのように、鉄棒で逆あがりやってみたい」など・・・。
その時期を見はからって、お手本の子どもを見せ、教え、練習を重ねていきます。
できなかった側転ができたり、飛べなかった縄跳びができた時の喜びはとても大きいのです。このことは、日常の集団生活すべてに当てはまります。運動会で年長児のスポーツや遊戯を見た子ども達には「あこがれ」や「やってみたい」の意欲が芽生えました。子ども達の「まねっこ」を大切にして教育を進めてまいります。
「あそぼうね」満2歳のお友達同士 ようやくママと離れられ、身振り、手ぶりで寄り添う姿がほほえましい!成長です。 |
「お芋、あるといいね」 暑い暑い夏が過ぎて、細い小さなお芋にも、「お芋さん頑張ったね」と声をかけるども達でした。 |
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「頑張って、掘って、ようやくお芋を見つけました!」 暑ーい夏、水不足の夏を過ごした芋畑への芋ほりに行きました。 「お芋さん、出ておいで~」子どもたちは根気よく、深く掘り、芋探しをしました。 「すごーい!」大きなお芋に大喜びでした! |
「こおろぎの幼虫を見るときは,スプーンを使うんだよ」 虫が大好きで幼虫から育て、いろいろなクラスを回って、説明をしてくれる年中組のAちゃんです。特に年少組のお友達は楽しんで聞いています。 |
保育(子育て)の心 “子どもの育ちを伸ばす保育者の眼”
2学期後半に入った子ども達は身の回りの始末が終わりますと、好きな遊びを自分達で進めていきます。担任の先生は子ども達の会話や遊び方を見守り、ルールや約束を教えたり気付かせたりしながら、一人一人の子どもの思いや欲求を満たしたり、時には「我慢」することを教えていきます。このような中で子ども達は集団生活の積み重ねで友達同士で活動できることが増えてきました。
過日、年長組の子ども達に「先生がお部屋にいない時は困らないの」と聞きました。「もうじき1年生だもん」と言いながら、「わからないことがある時、先生に教えてもらわないと困るよ」、「絵の具の量とか、水での薄め方とかね、やっぱり先生に聞かないとできない」などなど。自立してきた年長組さんです。
この子にはこんな体験や気付きを・・絶えず先生方は幼稚園の指針である教育要領の「5領域の育ちの窓」から一人一人の子ども達の理解を深め保育を進めています。
(*5領域:健康・人間関係・環境・言葉・表現)
◎絵本読み聞かせタイム(園長コーナー)
むかし、むかしで始まる物語を楽しむ子ども達、それぞれ楽しむ場面がちがいますが、聞き入る子ども達の姿は大切に思います。
11月のお話:「さるかに合戦」