2025年04月 園長コラム
ヨコミネ式教育法では、読み、書き、計算、体操、音楽などで自主学習の力をつける学習方法があります。
本園の子供達はワークでの読み書き、計算の自主学習する力がついてきました。
3学期から、年長組に「絵本読み」の自主学習を始めました。自分で興味のある絵本
を探し、負担にならないように、ページ数を決めて読み、絵本カードに絵本のタイト
ルを記入していきます。
子供達は自主的に絵本を選んでいます。興味ある物語であ
ったり、図鑑であったり、選んでみて、難しいと思うと「ノンタンシリーズ」や「赤
ちゃん絵本」を楽しんで読んだりしています。
絵本カードに14冊まで記入するこ
とができ、連番で2枚目のカードになります。
2枚目の絵本カード記入になると、絵本の選び方が変わり、自分の好きな絵
本、読みやすい本を選びます。
また、絵本の中身が面白くなり小さな声を出
して集中して音読をする子供が多くなります。
昼食が終わると、鉛筆と消し
ゴムを持って絵本の部屋で自己学習をする子供達に、担任の先生方は目を見
張っております。
生活を通して「感じる心 (5感)」を育てる
5感(視覚、聴覚・味覚・嗅覚・味覚)は子供達の生活や遊びの中で自然
に育っていきますが、大人が手助けをすると、さらに「知覚」として子供達の感性が磨かれていきます。
子供達が意欲や自信をもって成長していく中で「感じる心の育ち」は幼児期に丁寧に育てたい大切な感覚です。
さりげないことですが、買い物をした野菜や果物をテーブルに並べ、触らせたり、持たせたりしてみましょう。
大根さんって重たいね」「にんじんさんときゅうりさん、どっちが背が高い?」など、身近な場面で感じる力と発する言葉の会話を楽しみましょう。
「幼稚園でお花を植えたり、水やりの世話をする時も「どんなにおい?」と匂いをかがせたり、「お水をおいしいって飲んでるね」と声がけをします。
過日は年長児がカップに水や水の中にきれいな切り紙を入れて庭の片隅に置き、氷つくりをやりました。
見事に氷ができ、興奮の子供達、小さな組の子供達に見せて触らせて「冷たかった」「あったかい」などと聞いていました。
このような小さな体験が子供達の5感を育てていくのではないでしょうか。
雲の形、月の形の変化、散歩に行き、道端の花などの会話を増やし、感性や表現力を、また考える力を育てていきましょう。
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廃材で楽しい作品作り 年長組 |
「園長先生、見て!面白いでしょう」とお得意の作品を披露してました。 |
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ペープサートのお話大好き! 年長組 |
まもなく卒園!楽しい時間を大切に。園長先生のお話を楽しみました。 |
◎絵本読み聞かせタイム(園長コーナー)
不思議なお話を楽しみ、食い入るように聞く子供たちの姿に感動です。
☆園長コーナー 昔ばなし いっすんぼうし