キラキラルーム

園長コラム

2022年5月 園長コラム

ヨコミネの教育 ―心・体・学ぶ力を育てるー

「楽しさ」と「意欲」が育つヨコミネ方式教育

「ジャンプ!、カメさん歩き、クマさん歩き…もっと、もっとやりたい!」
スポーツの先生の誘導で夢中になって走り、跳び、手足の力比べ、子ども達は「頑張れー」と応援も上手。楽しいから、応援もでき、年少児感動の第1回スポーツ体験でした。

「見て見て! アザラシ、こんなにできるようになったよ!」 年中組
腹ばいになり、両手で両足をつかみ足のつま先が頭につくまで、背中を曲げます。背筋の力です。先生の「10数えて」の号令で「1・2・3・・・・」と声を出して数えます。真剣に、数え、顔を膨らませて耐えて10回をクリア。いつの間にか、どの子も「アザラシ」に挑戦しました。

「Aちゃんのようにやりたい!側転おもしろい」 年長組
跳び箱設定、マットのみの設定、自分の側転レベルを考え、自分でコースを選んで練習です。年長になり、友達を意識できるようになった心の成長は「Aちゃんのようになりたい」という憧れ意識が出てきました。



保育(子育て)の心 “子ども同士のトラブルは自立の一歩”

「Aちゃんと仲良しになったの」「Bちゃん嫌い!いつもあっちへ行って‼って言うの」などなど。お家の方は子どもの一言一句に喜んだり、落ち込んだりします。自分中心の世界で遊び、言葉の表現力の少ない幼児期です。不安な時は先生に相談しましょう。先生は子ども達の仲介者でどんな場面で、どんな気持ちで言葉や行動を・・・キャッチし、お互いの気持ちを聞き教えていきます。ご家庭では自分が王様でいられても、幼稚園では同年齢の相手がいて、集団生活でのルールや約束、「我慢」を体験していきます。

○幼稚園だからできること:「小さな我慢から経験を積み自立の心の根っこを育てること」
○親だからできること:「子どもにとって安心して帰れる場所」

◎絵本読み聞かせタイム(園長コーナー)

年少組と紙芝居「かくれんぼ」「かめさん、だいじょうぶ」
紙芝居に言葉遊びやごっこ遊びを加え、お帰り前のお楽しみタイムです。「かくれんぼ」の紙芝居、りんご、イチゴ、ミカン、バナナ達のかくれんぼ、どの子も声を出して夢中になります。なた、「かめさん、だいじょうぶ」では地震時の避難訓練が上手にできました。

年中・年長組 「おむすびころりん」
“おむすびころりんすってんとん”のネズミの歌うリズムが面白く子ども達もリズムをとって口ずさみ、楽しく聞けていました。

5月のお話「うらしまたろう」