教科学習
充実した教科学習で児童一人ひとりの成長を実現
国語
基礎力×教養
日本語の響きを味わい、日本語への理解を深め、日本人としての教養を高めながら、日本人としての根幹を作ります。そして、全ての学習の土台となるよう、4技能を支える語彙と言語感覚を育てます。
オリジナル漢字プリントを使用
基礎的な内容に加えて、部首や特殊読みを網羅し、1つ上の漢字力を目指します。
星野チャレンジ検定【漢字】を実施
各級にテーマを設け、あらゆる角度から漢字の定着を図ります。
漢字検定5級以上の取得を目指す
1人ひとりの学習をサポートします。上位級まで幅広く挑戦し、多くの児童が合格しています。
1年生から国語辞典や漢字辞典、新聞を活用
読み物感覚で触れて知識を増やし、語句や漢字への探求心、自学自習の力を育てます。
言葉遊びに親しむ
パズルやクイズ等に挑戦しながら楽しく言葉を増やします。
音読と視写を重視
丁寧に早く正しく書き取る力、正しくすらすら表現豊かに読む力を養います。百人一首や枕草子等の古典、伝統的な名文にも触れ、教養を深めます。
書道の専科教員による本格的な書写の授業
思考力×論理
話す・聞く・書く・読む時に自分の中で行う、言葉を使って考える過程を、論理的に行えるようにし、4技能を鍛えます。
『論理エンジン』『論理エンジンキッズ』を導入
日本語の論理的な使い方や日本語でのものの考え方を学び、頭の使い方を鍛え、言葉を使うあらゆる活動の素地を作り、意識して筋道を組み立てて考えられるようにします。
読書を推進
読書は、知識を蓄え、教養を深め、言葉の使い方や語感を豊かにするだけでなく、論理的に考える素地を作り、分析・解釈・批評する力を育てます。また、他者の書きぶりを知り、自ら書く力にも活かすことができます。そのため、図書室や学級文庫の活用、アニマシオンや読み聞かせ、ブックトークやビブリオバトル等、様々なアプローチで読書へと導きます。近現代文学や古典文学にも触れます。
読解のシステム化
読解演習を行い、主題、要点・要約・要旨、具体と抽象、因果関係、対比、構造等を読み取る力を育成します。
資料・思考問題に挑戦
大学入試改革に向け、小学生の段階から資料を読む力や、考えを記述する力を育てます。
創造力×コミュニケーション
言語技術力を高めながら、相手を受け入れ、自分を表現するコミュニケーションを行い、言葉で人と繋がり、世界を広げ、新しい時代を生きる力を育てます。
確かな日本語力と構成力の育成
正しい文法、適切な情報収集、柔軟な発想、客観性の高い視点、説得力のある論法、わかりやすい型等、持論を展開し支える土台を、様々な練習を経て築いていきます。
自分を表現する力の育成
物語・俳句・詩・レポート・新聞・リーフレット・小論文的作文等、多彩な創作活動に取り組みます。創作の内容に合わせて、ICTを活用します。学校内だけでなく、外にも目を向け、社会へ自己発信する取り組みとして、多種多様なコンクールに挑戦し、数多くの実績を残しています。
伝え、理解し合う力の育成
鑑賞・スピーチ・プレゼン・ディベート・面接等、多岐に亘る対話活動を行います。自己PRや、社会的問題等、あらゆる場面に向き合い、効果的に対応し、課題を解決していけるよう、実社会で求められ、必要とされる実践的な言語運用力を養います。
算数
「できる」の土台 基礎基本
計算を始めとする基本的知識や技能を大切にし、算数が「できる」力を育み、「できる」経験を積みます。算数が「できる」ことは、算数を楽しみ、進んで学ぶ姿勢を育てます。また、授業の様子やテストの結果から、児童に学習内容が定着したかを把握し、児童に寄り沿った指導を行います。
プログラミング的思考の育成
たし算のひっ算の手順を順序立てて説明したり、ソフトウェアを使い、正多角形の性質を学ぶための作図等にも挑戦したりします。
単元習熟確認プリント
基本的な学習内容が定着したかを確認するため、各単元のまとめとして、教員が作成した単元習熟確認プリントを行います。テストやプリントの結果は授業に反映させ、確実に「できる」を増やしていきます。
算数・数学検定の実施
基礎基本の定着を確認するために、卒業までに算数検定6級を取得します。また、更に上の級への挑戦を奨励しています。
筋道を立てて考察する力
進んで問題を解決していく姿勢を育みます。そのために解決への意欲と自信、そして、見通しを持ち、筋道を立てて考察する力を伸ばします。
考えを整理する授業構成
授業を(1)「めあて」(2)「挑戦」(3)「解決」(4)「まとめ」の4段階で構成します。(1)本時で学ぶ内容を掴む「めあて」(2)自分の力で問題に「挑戦」(3)クラスみんなで解き方を共有して「解決」(4)今回の学習を振り返って「まとめ」をします。授業の流れを統一することで、毎時間の授業の見通しが立ち、安心して問題解決に取り組める環境を作ります。
展開算数
高学年では週1回、児童の習熟度に応じた授業を行います。問題演習を中心とした授業を展開しながら、それぞれの学力に合ったきめ細かい指導を実現し、個々の「できる」を伸ばしていきます。
実体験と繋げる思考・表現
数学的活動を通して、算数の楽しさや有用性に気付き、具体物や表、グラフ、言葉を用いて他者に自分の考えを説明できる表現力を育んでいきます。
学び合い活動
友達同士で分からない問題について教え合ったりします。相手に分かるように説明をするには、「過程」を理解する思考力、そして、それを伝えるための表現力が必要となります。こうした他者とのコミュニケーションの中で、言葉、図、具体物等で自分の考えを表現する力を身に付けます。
見て触れる数学的活動
ペットボトルと牛乳パックの水のかさを比べてみたり、教室の中の黒板や本の厚みを計測したり、実体験を重視した活動を多く取り入れます。また、本校ならではの豊富な行事と絡め、「5分前行動」などの言葉を多く使い、時間という概念をより理解できるよう、指導を行っています。
社会
地域への愛着
社会科のスタートは、まず地域の一員としての自覚を持つことです。基礎的な知識を学ぶとともに、地域へ愛着を抱けるよう、実体験を重視した授業を行っています。
フィールドワーク
小江戸川越、スーパーマーケット、消防署、資源化センター、国会議事堂等に出かけ、五感で学習をします。適切な質問の仕方、メモの取り方も学習します。
資料の学習1 -地図-
方位と地図記号を学習した後に、街に出て地図を基に移動する練習を行います。また、授業内で白地図や地図帳を多角的に活用して、「資料の使い手」を目指します。
ICTの活用1 -視聴-
地図コンテンツやiPadを活用し、フィールドワークとは違った視点で、地域を観察します。
公民への成長
地域学習の次は、公民としての資質・能力を向上させるために、日本について学習します。「資料の使い手」を目標に、多くの資料(史料)と向き合い、習得した知識を活用する授業を行います。
資料作成
「資料の使い手」の第1歩は、自分で資料を作ること。4年生から『都道府県事典』、5年生から『歴史人物事典』を作ります。学習した知識を活かすとともに、情報のまとめ方を学びます。
資料の学習2 -文書資料・統計資料-
統計資料の読み取りや、歴史の原文史料を活用した授業を多く行います。資料活用能力だけではなく、国語の読解力、算数の思考力も高めます。
ICTの活用2 -収集-
インターネットやiPad の活用方法やメディアリテラシーについて学び、資料収集に活かします。
世界への発信
社会科の学習は、知識や技能のインプットだけではなく、考えや思いを発信するアウトプットの活動で完成されます。世界を舞台に活躍できる表現力を養う授業を行います。
『わたしのまちを作ろう』
4年生終了時には、地域学習、地図学習の成果を生かして、理想のまちを作図します。まちづくりの難しさを再確認するとともに、グループで意見交換をし、問題解決を目指します。
『卒業研究』
6年生終了時には、今まで学習した知識を最大限に生かし、『都道府県事典』等を使って、テーマ設定した都道府県について作品にまとめます。これによって、「資料の使い手」の完成を目指します。
ICTの活用3 -発信-
iPad 等を使い、テーマに沿って調べたことを発表したり、意見交換したりし、理解を深めます。
理科
実験・観察を通して
実験・観察を通して自ら学ぶ姿勢を大事にしています。3・4年生では、「予想」から「まとめ」までの流れの習慣化と実験時間を確保するため、週に1度2時間続きの授業を行い、5・6年生では、これまでの習慣をいかし、実験・観察について考える活動を増やしていきます。
実験
安全を第一に考えながら実験を進めます。子どもたちが主体的に実験を進め、実際に実験器具に触れてみて、失敗しながらも使い方を覚えていくことを目指します。
観察
自分たちで育てた植物・昆虫や、興味を引き立てる教材を使った観察を丁寧に行い、子どもたちの「気付き」を引き出します。顕微鏡や双眼実体顕微鏡を使用した観察を通して、観察の技能を高めます。
自分だけの参考書
授業ノートは授業の流れにそって、毎時間見開き2ページにまとめていきます。板書を書き写すだけではなく、自分の考えたことや友達から出てきた意見を書き込むことで、「自分だけの参考書」作りを目指します。
実験・観察プリント
見開きの左側は、毎時間使う教材プリントを貼ります。実験の要点や結果を書き込んだり、表やグラフを作成したり、観察したものをスケッチしたりします。
自分の考え・まとめ
見開きの右側には、課題と、課題に対する予想をたてます。実験や観察などの活動後、自分の考えを文章やイラストで表現します。時には、算数で学んだ図やグラフを使って課題に対する答えを自分の力でまとめていきます。
自分で考え知識に+αを
授業は「課題の確認」「予想をたてる」「実験・観察」「結果」「まとめ」の順に行い、一連の流れを定着させます。授業の中に「予想」と「まとめ」の2回、自分で考える時間を設けることで、問題を解決する姿勢と自分で考える力を養います。
説明することを重視したテスト問題
テストでは知識や実験・観察の問題に加え、言葉を選びながら論述する問題を出題します。知識を活用しながら科学的に考え、説明する力を養います。
知識を定着させ、中学校へ
6年生の3学期には、オリジナルテキスト「サイエンスマスター」を使って、小学校4年間の総復習を行います。星野学園中学校の過去の入試問題にチャレンジします。
コンピュータを使ったプログラミング
iPad とプログラミングブロック「MESH」を活用し、「発電と電気の利用」の単元をより発展的に学習を行います。
英語
基礎的な英語力
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の総合的な英語力向上をサポートし、英語力の土台をバランス良く養います。
単語と会話表現
低学年では歌やゲーム、制作活動等を通して耳で英語を吸収します。中学年ではフォニックスによって英語の音と綴りを結び付けます。高学年では辞書引きや単語テスト等を行い、自分で英語を読み書きします。また、低学年からネイティブ教員とやり取りをし、高学年からダイアログを用いた読み取りを通して、英会話表現に触れていきます。
文法
英語が本来もつイメージと英語の語順を中心に据えた、表現するための文法を学習します。6年生では、小中高一貫校の強みを活かし、中高の英語科教員が専門的に教えます。
多読
読み聞かせから始まり、自分で洋書を読めるように、学年が上がるにつれ、英語の読書量を増やしていきます。
星野チャレンジ検定【英語】と英検
3年生から、読むことを中心とした、本校オリジナルの検定を始めます。5年生からは英検に向けた学習を始め、卒業までに4級以上の合格を目指します。
使える英語力
基礎的な英語力として身に付けた4技能を活用して、1年生から6年生へと、6年間かけてステップアップし、実際に英語で考え、コミュニケーションをとろうとする子どもを育てます。
ニュージーランド修学旅行
現地校の小学生との交流や、ファームステイ体験を通して、子どもたち一人ひとりが英語力を試します。英会話や日本文化紹介の準備といった事前学習、お礼の手紙や下級生への報告会といった事後学習にも取り組み、帰国後も継続して英語力を伸ばします。
対話による活動
ケーススタディ、ディベート、インタビュー等、双方向での様々なやり取りを通して、その場に応じた英語でコミュニケーションを図ります。
iPadを活用した活動
自己紹介、Show and Tell、プレゼンテーション等、iPadを駆使した発表を通して、伝わる英語で自分の考え等を表現します。
国際性
英語で異文化体験を行い、国際理解を深めます。日本と外国を比べ、日本との違いや共通点を見つけ、異なる文化も積極的に受容しようとする態度を育てます。
Foreign Culture
外国由来行事を行ったり、Christmas やValentine’s Day 等のGreeting Cards を作り、欧米のカード文化に親しんだりと、外国の文化を体験します。
調べ学習
ハロウィンやクリスマス、ライフスタイル等、自分の興味のある外国の文化を調べ、まとめます。
マオリ文化
ニュージーランド修学旅行では、観光をしながら、現地のマオリ族の歴史や言葉等を学びます。現地では、「ハカ」や「ポイ」といった、マオリ族の伝統芸能を体験します。
世界に発信
英語圏の文化や学校等と比べながら日本の文化や本校の歴史等を捉え直し、紹介動画を作成して、英語圏の学校へ発信します。
図工・音楽・体育
図工/創作の力の育成
創作のための環境が整えられた図工室で、自分の想いを大切にしながら活動を行っていきます。豊かな発想力と感受性、そして確かな技術を土台とした創作の力を伸ばしていきます。
豊かな発想力
道具や材料と向き合いながら、試行錯誤を繰り返し、自分の想いを表現するための豊かな発想力を伸ばします。時には、iPadのアプリ(viscuit)を使って、アニメーションや模様づくりをプログラミングします。
確かな技術
正しく、安全に使用できるよう、様々な道具の使い方を学び、確かな技術を身に付けていきます。子ども達の作品は、「星華祭」等の場で展示し、自分の作品を多くの人に見てもらう喜びや達成感を味わいます。
気づきを深める鑑賞
自分達の作品や名画と呼ばれる作品を、アートカードやICT機器を通して鑑賞し、それぞれの作品の良さを味わうことのできる豊かな感性を育てます。
音楽/豊かな情操を養う
広々とした音楽室で、歌唱・器楽・鑑賞・音楽づくりの活動を幅広く行います。1500席を有する星野記念講堂での音楽行事を通して、豊かな感性と表現力を育みます。
土台づくり
年間を通して、楽譜の読み方やリズム学習、発声練習等の音楽の基礎基本を学習します。さらに、継続的な器楽指導を行い、音楽表現の土台づくりをします。
表現力の育成
楽譜から曲想や歌詞の内容を読み取り、表現を工夫して演奏する力を養います。5・6年生では、中高の専科教員による、より専門性の高い歌唱や器楽の授業が展開されます。
充実した音楽行事
オーケストラ、バレエ、劇団、日本の伝統芸能等、毎年プロフェッショナルの方にお越し頂き「芸術鑑賞会」を開催しています。また、全校児童の美しいハーモニーが響き渡る「合唱祭」等、星野記念講堂で催される音楽行事で、豊かな感性と表現力を育みます。
体育/運動を通した3つの経験
身体を動かす楽しさを味わう経験、競争し、達成感を感じる経験、集団活動の経験、この3つの経験を通して、「身体能力」、「態度」、「知識・思考力・判断力」を育てます。
体力作り
星野ドームや遊具場、ボルダリング広場等の運動施設を使用し、生涯にわたって運動やスポーツに親しむ身体能力を身に付けます。
礼儀作法の習得
集団での活動を通して、集団行動の基礎を身に付けるとともに、剣道等の授業を通して、礼儀作法を身に付け、集中力を養っていきます。
学びの実践
運動や健康についての知識を身に付け、それを活かして自ら考え、行動する力を伸ばします。
豊富な体育行事
「体育祭」「マラソン大会」「スキー実習」等の体育行事を通して、目標に向かって努力することの素晴らしさや協調性を身に付けます。